2012年1月21日土曜日

臨床栄養士のひとり言

昨日は久しぶりに東京でも体感できる有感地震が、昼を境に3回発生しましたね。正月の揺れ以来でしたが、改めて震災の恐怖と準備の必要性を思い出させてくれます。

さて、今日はBody Typeの2回目で、昨日の脳下垂体に続いて残りの3つの腺組織についてです。


甲状腺
甲状腺の働きは、食物に含まれるのヨードを材料にして、甲状腺の中で甲状腺ホルモンを2種類(トリヨードサイロニンとサイロキシン)を合成し、血中に分泌する腺組織です。代謝を調整し、活力や喜怒哀楽のような感情の起伏もコントロールします。
副腎
活力とエネルギーの生産をコントロールする副腎は、体にストレスが加わると、その刺激に対抗し体を守ろうとする防御反応を持つ腺組織です。副腎はさらに2つの組織にわかれ、
電解質や糖代謝に関与するホルモンを生産する「副腎皮質」、アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンなどのホルモンを生産する「副腎髄質」があります。
生殖腺
男性では精巣、女性では卵巣のことで、精子や卵を作り出すほか、男性ホルモン(アンドロゲン)、エストロゲン、プロゲステロンを生産し分泌します。

4つの腺組織の働きによって、人としてのアイデンティティ、つまり「自分らしさ」が表現されるだけでなく、栄養素の摂取過不足、生活習慣、ストレスによって腺組織の働きに影響を与え、腺組織がストレスを受け、新陳代謝、感情の起伏にも大きな影響を与えます。

4つの腺組織について理解でぃたところで、次回からは具体的な体形による代謝の統計的な傾向を紹介していきましょう。

明日から週末です。私は今年初の講演会で四国は徳島に行ってきます。残念ながら予定が詰まっているので日帰りですが、名産の鳴門金時を賞味してこようと思っています。

� �さんもよい週末を!

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