ロットワイラー・Rottweiler・アーニーのブログ: Ernie The Rottweiler
ロットの持っている能力をフルに生かして、とても生き生きと自信を持って動いている。
『命を輝かせて生きてる!』
って感じが、画面を通して伝わってくる。
私はロット、というかアーニーを迎えるにあたり、最後の最後まで『どうしてもロットが飼いたい』と思って迎えたわけじゃない。
夫がロットを飼いたいと言い出して、自分なりにロットのことをいっぱい調べたりしたけど、やっぱり自分が生活を共にしているわけじゃないから、ほんとのところどういう犬なのかが分らなかった。
どういう犬なのか分らない以上、どれほど『素晴らしい犬種だ!』と聞いても、実感として分らなかった。
そしてアーニーを迎えて、まず一番最初に感じたこと。
それは
『あぁ、この子は仕事をする犬なんだ。』
ってこと。
スプリンガースパニエルの突然の股関節痛
比較の対象が、空ちんと花子しかいないわけだし、ロットのことだって、アーニーのことしか分らないんだから、私の持った印象が『ロット全般』に当てはまるとは全然思わないけど。
ロットは『凄く頭のいい犬種だ』ということは良く聞く言葉。
でも『頭が良い』ということであれば、ロットと同じか、もっと頭の良い犬種は他にもいるんじゃないのかなって気がする。
私がアーニーを迎え、まだ生後2ヶ月だった彼を見て感じたこと。。。
食べる時でも遊ぶ時でも甘える時でも、今やっている事に対して、とにかく真っ直ぐひたむきに一生懸命な集中力、簡単にGiveUpしない粘り強さ、相当強く叱っても(もちろん体罰ではなく声のトーン、言葉の迫力で)スネないイジケないメゲない立ち直りが早い、精神的なタフネスさ。飼い主に対する思い(言い換えれば依存度)の高さ。あとは何度も書くけど、運動能力、身体能力の高さ(走るスピード、ジャンプの軽さ、走っていて方向転換する時の体のキレ、クイックネス、ボールをキャッチする動体視力、草むらに隠したボールを発見する嗅覚、etc。。。)。
これってみんな、働く犬に求められる気質なんじゃないか?
ショック首輪の波はどのように動作するか
私はその頃、こういった気質を持っていることが、ごく普通の家庭犬として良いことなのか悪いことなのか分らなかったし、また自信もなかった。
だから、ブリーダーさんのところへアーニーの様子を報告をすることも、あまりしていなかった。
そして、RちゃんがVioletちゃんを迎え(アーニーとVioletちゃんは、同じ犬舎出身、しかもとても近い血縁関係です)、電話でRちゃんと話していて『ブリーダーさんが、アーニーどうしているか、気にしてるよ。』と聞いて、久しぶりにアーニーの最近の様子を知らせるメールをブリーダーさんにだした。
そして帰ってきたメールには、思いがけずブリーダーさんの、ロット繁殖にかける熱い思いがつづられていた。その中の一文にこんな言葉があった。
『僕は現在ブリーダーですが、純血種の正しい継承と働く犬達を絶やしてはならないという思いからです。』
イノテックショック犬の首輪
あぁ、そうだったんだ。私はブリーダーさんがどういう犬を作ろうとしているかということで、彼を誤解していた。
彼はとにかく、大人しくてもの静かな、家庭犬として飼い易いロットを作ることを目指しているのだとばかり思っていた。
もちろん『家庭犬としてふさわしいロット』を作ることを、とてもに大切になさっているのだと思う。
でも、それだけじゃなかったんだ。
今現在のアーニーにとっては、遊びが仕事。
川原や公園、あるいは庭で、全力でボールを追うことは、彼にとっての遊びであり仕事なのだと思う。
人の腰ぐらいまである草むらの奥深く、夫が自分の唾をペッとして匂いをつけたボールを隠す。
アーニーに『ボール捜して。』と言うと、彼は全力疾走でその草むらまで走っていき、そして円を描きながら匂いを嗅ぎ、ポイントをせばめていく。
そして、粘りに粘ってボールを見つけ出した時の、彼の自信に満ちた、そして達成感に溢れる顔。
そのボールを咥え、得意げにこちらへ向かって一直線に走ってくる姿。
そんな姿の中に、私も夫も『自らの全身と全能力を発揮して何かを達成する、一つの生き物の命の輝き、躍動感、生きる喜び、そしてその美しさ』を感じる。
縁あってRちゃんにブリーダーさんを紹介され、これまた縁あって我が家へやって来たアーニー。
まだまだこの世に生まれて10ヶ月あまり。
荒削りな部分もたくさん。
修正していかなくてはならない部分もたくさん。
でも、ブリーダーさんの熱い思いの一つの結果であるアーニーという生命と、共に暮らせている今を、感謝の気持ちいっぱいで過ごしている。
Rちゃん、ブリーダーさん、その他アーニーをとりまくすべての皆さん、改めてほんとにありがとう!!
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