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ガーデニングの手引き MANUAL OF GARDENING 日本語訳 第1章
第1章
見地
どこであろうと、植物が育ち、それらを産み出す土壌はあります。
そして、全ての植物は興味深いものです。
;人は、いくらかの与えられた条件の土地において、
どんな植物を育てようかと選択する時、一人の庭師あるいは農夫になります。
;もし、土地の条件が、選択の余地が無いようである場合、
彼はその場所で自然によって育つ植物を導入するかもしれません。
また、ある程度、なお、ガーデナーや農夫においてそうであるように、
それらの土壌のほとんどを作り上げることによって育つ植物を導入するかもしれません。
それゆえ、全ての家族が庭を持っていると言っても過言ではありません。
もし、1フィートの土地も無いとしたら、ポーチ(玄関)や窓際があります。
日の光のあるところなら何処でも、植物は育つよう造られているのかもしれませんね。
;一つのブリキ缶の中の植物が、もしかすると、1エーカーの芝や花の畑全て(おそらくその他に対しても)、
よりも、さらも有用で、より意向に合うよう、庭に活気を与えることがありえます。
庭の満足は、面積によるものでも、あるいは喜ばしいことに、
そのコスト(費用)でも、植物の珍しさでもありません。
それは、その人の気概によっています。
ある者は始めに愛する植物や自然を捜さなければならず、
それから、その少ない、満足の、好みの、幸福な、土地を耕さなければなりません。
膨大な大多数の事例において、人は、厳粛にではなく、特に初心者とともに、
勝手気ままな意向を持った方が、より幸福であるでしょう。なぜなら、庭とは気分的なものだからです。
植物が育ち、生い茂るならば、彼は幸福であるはずです
;もし、彼が植えたものでは無い植物が偶然に生い茂ったとしても、
それらもやはり植物であり、自然はそれをもって満足させてくれます。
私たちは、自分たちが持つことの出来ないものを羨ましがる傾向があります。
;私たちは、それらが、そうあらねばならないという理由から育つものを愛する時、より幸福です。
贅沢な断念において、育ち、混み合う、元気の良いピッグ・ウィード(ヒユ、アカザ類の雑草)の一区画のほうが、
鋏を入れられ、抑制されて命や精や個別性が活気づけられる、コレウス(錦紫蘇)の花壇の一つよりも、
より良く、そしてより注目すべき価値のあるものであるかもしれないのです。
芝生の中のダンデライオン(タンポポ)について、朝と夜、心配する人は、
そのダンデライオン(タンポポ)を愛することの中に、偉大な安息を見出すでしょう。
花は金貨よりも価値があります。それは、喜びに溢れた春の成長の、
日の光の中で、輝き、そして、虫達をその胸元へと惹きつけます。
小さな子供達はダンデライオン(タンポポ)が好きなものです。
:私達がそうしない理由がありますか?最も手近なものを愛しましょう。
;そして情熱的に愛しましょう。仮に私が庭の門の上にモットーを書いたとしたら、
ソクラテスが、彼が市場の贅沢品を見た時に作ったと言われる、
"私の望まない世界の中で、どれだけ存在するのか!"という一言を、
私は選ぶはずです。
私は、今まさに書いているこの節が、後続のページに詰め込むつもりでいる
すべてのアドバイスよりも、もっと価値があるということを、確信しています。
私が、様々な価値のある著者達、しかし幸福なことに、長い間忘れられていた著者達から、
最も根気を入れて抜粋した、このアドバイスが示すところに抵抗しないでください。
幸福とは人物の質です、植物について、あるいは、庭についてではありません。
;本を書くことにおける喜びへのその期待は、
こんなにも多くの庭造りの本が書かれてきたという理由なのかもしれません。
もちろん、これらのすべての本は、良いものであり有用なものでもありました。
少なくとも、現在の書き手に対して、そうではないと言うの恩知らずになるでしょう。
;しかしながら、本は、年を重ね、そのアドバイスは、次第にありふれたものとなります。
そのセンテンスは、時々、書き換えられたり、章立ての変更を必要としています。
そうでなければ関心が衰えてしまいます。また、明確に言えば、
手仕事における新しい指南書は十年間ごと、あるいは、おそらくもっと頻繁に、
出版者の多い今日において、必要とされています。
そこには、これらのハンドブックの、長く、そして価値ある行の数々がありました。
- すなわち、ガーデナー&ヘップバーン, M'マホン,コベット--独創的で、辛辣で、多才なコベット!
- フェッセンデン ,ブリッジマン,セイヤーズ,ブイスト,そして、さらに若干名,
少しだけより富んだ人々、なぜなら他の者はすでに書かれたのでので。
しかし、全ての本が忘却の中を通過するという事実でさえ、
未だ別の冒険を作りあげることから、手を妨げたりしません。
[Illustration: Fig. 1. The ornamental burdock]
[イラスト: Fig. 1. 観賞用バードック(牛蒡/ゴボウ)]
それから、私は、この本を読む全ての人が一つの庭をつくり、あるいはその一つに挑戦することに期待しています。
;でも、もし、ローズ(薔薇/バラ)が育って欲しい場所で、テア(烏野豌豆/カラスノエンドウ)しか育たなかったら、
私は読者に、最初にピッグ・ウィードに助言したことを、思い出させなければなりません。
この本は、それ故、誰にでも適応することでしょう。--すなわち、経験を積んだガーデナーにとっては、
それは既に知っていることについての復習になるだろうし; 初心者にとっては、それは、
バードック(牛蒡/ゴボウ)の庭に対して、同じように、オニオン(玉葱/タマネギ)に、
応用することができます。
_庭とは何か。_
庭は、個人の私有地であり、家庭の個々な生活と共に最も親密に組み合わされた領域の一部です。
初めにおいて、庭とは、囲い込みや要塞の防壁の内側、
すなわち無防備な領域や向こう側に広がる野原からの区別における領域でした。
そして、この後は、農耕における特別な領土でした。この本は、その庭が、
オーナメント(装飾)としての情熱を注がれる個人や家庭の一部となること、
そして野菜や果物の成長にとってのものであることを理解しています。それ故、庭とは、
どのくらいのスペースミニチュア馬は実行する必要がありません定義されにくい占有地であると言えます。
; しかし、読者は、決して、規模によってそれを定義づけるという過ちを
侵してはなりません。なぜなら、ある者はフラワーポット(植木鉢)の中に、
またある者は、千エーカーの土地の上に庭を持っているかもしれないからです。言いかえれば、この本は、
歩いたり、ドライブしたり、フェンスやビルディングとして使われないあらゆる地面の小片は、
植物を植えられるべきだと、宣言しています。
芝生であろと、ライラックであろうと、キャベツであろうと、ペアー(洋梨)であろうと、
クリサンセマム(菊)であろうと、そしてトマトであろうとも
- 私たちが話を進めるつもりなのは、まさにこのことです。
土地を完璧に無駄にしておくための唯一の方法は、それを動かし続けることです。
土地のオーナーがそれを独りにさせる瞬間、植物を植えることは始まってきました。
私自身の庭において、この最初の植裁は、ピッグウィードについてのものでした。
おそらく次の年に、それらは、ラグウィード(豚草/ブタクサ)によって後を継がれました。
それから、ドック(タデ科 羊蹄/ギシギシ)とシスル(薊/アザミ)でした。
あちらこちら、クローバーと草芝についての開始と一緒でした。
;そして、それは、すべて、ジューン・グラス(長葉草/ナガハグサ)とダンデライオン(タンポポ)
に終わります。
自然は、土地に裸のままあることや暇のままであることを許しません。
二、三年前に漆喰と木摺が積まれた土手でさえも、
今は、バードックやスイート・クローバーで、鬱蒼と茂っています。
; これらの堆積物を毎日通り過ぎる人々が、依然として言っているのです。
土壌が痩せすぎているので、自分達は、自身の土地では何も育てることが出来ない!と。
しかし、私は、あえて自分の庭で使うブタクサの種子のほとんどを、それら同じ人々に、
提供することを思い切って持ち出します。
教訓は、--家が建てられる土壌で--、痩せすぎていて、その上に、
価値のある何かが育てられることが出来ない土壌など無いということです。
; あるいは、万が一、他に何も育たない土地があるならば、その時、私は、
砂やガラクタよりもバードックの方を好みます。
バードックは、最も目立つ装飾的な植物のひとつです。そして、
ビルディングや荒れた土手に対抗する、その良い一区画は、
費用がかかり育ちにくい多くの植物と同じくらい、まったく有用なものです。
私は、良いバードックの集まりを、書斎窓の下に持っていましたが、それはとても心地よいものでした。
; しかし、その男は彼が芝を刈った時に、どうしてもそれを刈りたいと固執しました。
私が抗議した時、彼は、そこにはバードックの他に何もないと宣言しました。
;私はこう主張しました。それは、本物のラッパ・メジャー(Lappa major Gaertner)だった*7、
バードックになるのに、その植物とその子孫が、あなたの最大限の尊重を楽しんできて以来、どれだけかかったことかと。
それで、私の友人達のほとんどは、彼等の植物についての正しい認識を、
その名前とその家族構成を学ぶまでは、そのまま取って置くのを私は見ます。
私が言及した堆積場は、ほぼ100と50平方フィートの表面積を持っています。
そして、私は今年、なんらかの種類の良い植物が、200以上そこに育ったのを見出します。
これは、私の庭師が、肥料と水と人の助けをもって、同じ面積で、成し遂げた以上です。
違いは、堆積場の上の植物は成長することを望んでいて、
庭の輸入された植物は、望んでいなかったということです。
それは、やる気のある馬と、言うことをきかない馬の間の違いです。
人が、もし自分の技量を示したい場合、彼は言うことをきかない植物を選ぶかもしれません。
; でも、もし彼が、庭造りで、楽しさや心地よさを望むのであれば、やる気のある方を選ぶほうが良いでしょう。
つづく
ガーデニングの手引き *注 *訳注
注
(*1)『Garden-Making』
(*2)『Practical Garden-Book』
(*3)『Manual of Gardening』
(*4)『Cyclopedia of American Horticulture』
(*5) ae。ラテン語に見られるaとeの合字。固有名詞以外は、しばしばeと簡略する。
oe。ギリシア、ラテン語に見られるoとeの合字。固有名詞以外はeと簡略する。
(*6)
エンダイブと前述のチコリーは共に和名では菊苦菜/キクニガナの一種。チコリーは多年草、エンダイブは一年草という違いがある。
(*7)
本物のラッパ・メジャー。英名バードック、学名.Arctium lappa、別名.Lappa major Gaertner。
ここでは、抗議する相手に勿体ぶるために学名に近い言い方をしている。
(*?)
常緑ツルの低木。多くは上に向かって枝を這わせる。枝が上へ伸びるものを特別にクライマー(climber)と呼び、
横へ伸びるものをトレイラー(trailer)と呼びます。他にもアップライト(upright)直立するものもあり、
ここでは横へ伸びるトレイラー(trailer)を指定しています。
訳注
(*1)原文ママ。
ガーデニングの手引き MANUAL OF GARDENING 日本語訳2
L・H・ベイリー
イサカ,ニューヨークにて,1月20日, 1910年
コンテンツ
第1章
見地
_庭とは何か_
第2章
一般的なプラン(計画) あるいは 場所の論理
_ 土壌の計画_
_景観における絵_
_鳥達;そして猫達_
_木を植えることは、デザインや絵画の分野の一部_
_フラワーガーデニングは、デザインの一部となるべきだ_
フラワーガーデニングにおける短所
芝生 フラワーベッド(花壇)
フラワーボーダー(花-境裁)
オールド-ファッションガーデン(古風な庭)
フラワーボーダーの内容
_そのプランの価値は、満開の花々の中よりにも、むしろ葉群と形の中にあるかもしれない_
風変わりな木々とフォーマル(様式的な)な木々
ポプラの木々とその同類
植物の形
_いくつかの特有な例_
一つの例
もう一つの例
三番目の例
小さな裏庭
都市の敷地
一般的な意見
_レヴュー(再検討)_
第3章
ランドスケープ(景観)の布置の幾らかの執行
_地ならし_
_テラス(台地)_
_境界線_
_歩道と車道_
水はけの問題、縁石をつけること、そして雨樋
材料
_境界づくり_
_芝生づくり_
土壌の準備
草の種類
どのように豚は眠るのですか?いつ、どのようにして種を撒くか
硬い芝土の確保
刈り入れ
秋の取り扱い
春の取り扱い
芝の水やり
芝生敷き
敷くことと種を撒くことの組み合わせ
芝土と一緒に撒く
他の土壌の覆い
第4章
土地の運用
_土地の排水_
_掘ることと耕すこと_
_表面の準備_
_保湿_
_雑草を除くための手道具 と その後の耕地 および 別の手仕事_
鍬(くわ)
芝刈り機
手持ち除草具
移植ごて と その種の道具
ローラー
印(しるし)
_土地を豊にすること_
第5章
植物の運用
_種蒔き_
_刈ることによる繁殖_
眠っている茎の刈り取り
根の刈り取り
緑の刈り取り
葉の刈り取り
一般的な取り扱い
_若い苗を移植する_
_定着した植物や木を移植する_
タブ-プランター(鉢植え)への移植
移植する時期
移植する深さ
真っ直ぐに列を作ること
伐採 ;充填しつつ、 とても大きな木々を移動する
_プロテクション 冬における植物の保護_
_剪定作業_
_木の医療と保護_
木の防護
ネズミとウサギ
帯で巻かれた木
街路の木を修繕する
_植物の接ぎ木_
_ プランテーション(栽培地)の記録を継続する_
_果物と野菜の貯蔵_
_植物の発育促進_
冷床
温床
温床の統御
第6章
補食するものから植物を防護する
_遮蔽物と覆い_
_煙でいぶす_
_塊茎と種を水に浸す_
_噴霧する_
_良く使われる殺虫剤の噴霧_
_良く使われる殺菌剤の噴霧_
_いくつかのありふれた昆虫の取り扱い_
_いくつかのありふれた植物の病気の取り扱い_
第7章
オーナメントプランツ(観葉植物)の成長--植物の種類、そして目録
_即時的な効果としての植木_
_"葉群"の使い道 木そして低木_
_風よけ と つい立て_
_生垣づくり_
_畦(けい)_
_フラワーベッド(花壇)_
花壇を敷く効果
トロピカル(亜熱帯的)な効果としての植物
_水生、湿地植物_
_庭石(ロッケリー)と高山植物_
1. 敷物としての植物
_敷くのに適した植物の目録_
2.一年生植物
_花の色による一年生植物の目録_
_壇や道の縁づくり、花壇、にとって便利な一年性植物_
_霜や凍結の後にも咲き続ける一年生植物_
_壇づくりに適した一年生植物の目録_(_これは、色の"塊としての効果" です_)
_高さ(丈)による一年性植物の目録_
_一年性植物を植える間隔_
3. 丈夫な草葉状(草本)の多年生植物
_芝地 や"植裁"効果に適した多年生のハーブ_
_草葉状の多年生植物の、短い期間のための季節的な、フラワーガーデン(花園)またはボーダー(境裁)の目録
_100の、特に丈夫な多年生ハーブ_
4. 球根と塊根
_秋植え球根_
_北部にとっての室外で植えられる秋植え球根の目録_
_冬球根_
_夏球根_
5.低木
_北部のための低木植木の目録_
_南部のための低木_
6.クライミングプランツ(上方に伸びる蔓類)
_一年生の草葉状(草本)のクライマー(蔓植物)_
_多年生の草葉状のクライマー_
_木質の茎を持つ(木本)多年生クライマー_
_クライミングローズ(蔓薔薇)_
7. 芝生と道のための木
_北部のための丈夫な落葉樹の目録_
_南部のための非-針葉樹_
8. 針葉の常緑 低木と木
_低い針葉樹の目録_
_高い針葉樹_
_南部のための針葉樹_
9. ウィンドウ-ガーデン
_外への効果のためのウィンドウ-ボックス(窓台に置く植木箱)_
_家の中のウィンドウ-ガーデン(窓庭),または"ハウスプランツ(室内用の鉢植え)"_
_ウィンドウ-ガーデンにおける球根類_
_ハウスプランツへの水やり_
_ハンギングバスケット(吊り花籠)_
_アクアリウム(水槽)_
第8章
オーナメントプランツ(観葉植物)の栽培--特殊な種についての指導
アブチロン;
アガパンサス(紫君子蘭/ムラサキクンシラン);
アルストロメリア(百合水仙);
アマリリス;
アネモネ;
アラリア(たらの木);
アロウカリア(南洋杉);
オウリキュラ;
アザレア;
ベゴニア;
カクタス(仙人掌);
カラジウム(錦芋);
カルセオラリア(巾着草/キンチャクソウ);
カラー (阿蘭陀海芋/オランダカイウ);
カメリア(椿);
カンナ;
カーネーション;
センチュリープランツ(竜舌蘭/リュウゼツラン);
クリサンセマム(菊);
サイネリア(富貴菊/フウキギク);
クレマチス(金鳳毛/キンポウゲ);
コリウス(金襴紫蘇/キンランジソ);
クロッカス;
クロトン(変葉木);
シクラメン(篝火花/カガリヒガバナ);
ダリア(天竺牡丹/テンジクボタン);
ファーン(シダ植物);
フリージア;
フクシア(釣浮草/ツリウキソウ);
ゼラニウム;
グラジオラス(阿蘭陀菖蒲/オランダショウブ);
グロキシニア(大岩桐草/オオイワギリソウ);
グレビレア;
ホリーホック(立葵/タチアオイ);
ヒヤシンス;
アイリス(菖蒲/アヤメ); リリイ(百合)
リリイ・オブ・ザ・バレー(鈴蘭);
ミニョネット(木犀草/モクセイソウ);
ムーン・フラワーズ(夕顔/ユウガオ);
ナルシッサス(水仙/スイセン);
オレアンダー(夾竹桃/キョウチクトウ);
オキサリス;
パーム(椰子/ヤシ);
パンダナス(蛸の木/タコノキ);
パンジー;
ペラルゴニウム(天竺葵/テンジクアオイ);
ペオニー(牡丹/ボタン);
フロックス;
プリムラ(桜草/サクラソウ);
ロドデンドロン(躑躅/ツツジ);
ローズ(薔薇/バラ);
スミラックス(牛尾菜/シオデ);
ストック( 紫羅欄花/アラセイトウ);
スイートピー;
スワインソナ(<流通名>デザートピー);
チューベローズ(月下香/ゲッカコウ);
チューリップ;
バイオレット(菫/スミレ)
ワックスプラント(桜欄/サクララン)
第9章
実のなる木の栽培
_実のなる小さな木_
_木の年齢と大きさ_
_刈り込み(剪定)_
_実の間引き_
_木を洗うこと、磨くこと_
_実の採集と保存_
アーモンド;
アップル(林檎);
アップリコット;
ブラックベリー(西洋薮苺/セイヨウヤブイチゴ);
チェリー(桜桃);
ここで、iは、丘の処方食をオンラインで購入できますか?クランベリー(蔓苔桃/ツルコケモモ);
カラント(房酸塊/フサスグリ);
デューベリー;
フィグ(無花果/イチジク);
グーズベリー(西洋酸塊/セイヨウスグリ);
グレープ(葡萄);
マルベリー(桑の実);
ナッツ(堅果類);
オレンジ(柑橘類);
ピーチ(桃/モモ);
ペア(西洋梨/セイヨウナシ);
プラム(酢桃/スモモ);
クインス(花梨/カリン);
ラズベリー(木苺/キイチゴ);
ストロベリー(苺);
第10章
野菜を育てる
_六人の為の野菜_
_野菜の種類_
_野菜を案内する文化_
アスパラガス;
アーティチョーク(朝鮮薊/チョウセンアザミ);
エルサレム アーティチョーク(菊芋/キクイモ);
ビーン(豆類);
ビート(甜菜/テンサイ)(砂糖大根/サトウダイコン);
ブロッコリ;
ブラッセルスプラウト(芽キャベツ);
キャベツ;
キャロット(人参/ニンジン)
カリフラワー;
セレリアック(セロリの根);
セロリ;
チャード(不断草/フダンソウ)
チコリー(菊苦菜/キクニガナ)
チャービル(茴香芹/ウイキョウゼリ)
チャイブ(蝦夷葱/エゾネギ)
コラード;
コーンサラダ(野萵苣/ノヂシャ);
コーン(玉蜀黍/トウモロコシ);
クレス(コショウ草)
キューカンバー(胡瓜/キュウウリ)
ダンデライオン(蒲公英/タンポポ)
エッグ-プラント(茄子/ナス)
エンダイブ*6 (菊苦菜の近縁種)
ガーリック(大蒜/ニンニク)
ホースラディッシュ(西洋山葵/セヨウワサビ)
ケール(羽衣甘藍/ハゴロモカンラン);
コールラビ(蕪甘藍/カブカンラン);
リーキ(ポロネギ);
レタス(萵苣/チシャ);
マッシュルーム(作茸/ツクリタケ);
マスタード(洋からし)
マスクメロン;
オクラ;
オニオン(玉葱/タマネギ);
パセリ(和蘭芹/オランダセリ);
パースニップ;
ピー(豌豆/エンドウ);
ペッパー(胡椒);
ポテト(ジャガ芋);
ラディッシュ(廿日大根/ハツカダイコン);
ルバーブ(食用大黄/ショクヨウダイオウ);
サルシフィ(西洋牛蒡/セイヨウゴボウ);
シー ケール;
ソレル(酢葉/スイバ);
スペアミント(緑薄荷/ミドリハッカ);
スピニッチ(ほうれん草);
スクァッシュ(カボチャ);
スイート ポテト(薩摩芋/サツマイモ)
トマト(赤茄子/アカナス)
ターニップ(蕪/カブ) と ラタバガ(スウェーデン蕪);
ウォーターメロン(西瓜/スイカ).
第11章
北部について、南部についての、季節的なメモ
インデックス
図版目録
図版
I. 開けた中央.
II. 場所の計画.
III. 開けた-中央の扱い 亜熱帯の地方において.
IV. 建物に対抗した亜熱帯的な植え込み.
根茎のベゴニアと、間のバルサム(鳳仙花)と共にある、
カラジユーム, カンナ ,アブチロン,
パーマネント・ロドデンドロン,その他の素材.
V.亜熱帯的な植え込み.
中央にカンナ、際を _ペニセタム
ロンギスティルム(銀ギツネ)_ 二月の終わりか三月に始まる草.
VI. 場所に性格を与える木.
VII.プラムと共にある植え込み.
もし、ポーチ(玄関)に、煉瓦で覆われた窪みが造られているのなら、
春には、鉢植えのパーム(棕櫚/シュロ)、そして冬には桶植えの針葉樹が、それに埋め込まれるかもしれない;
そして、ブリキ缶に入った秋植えの球根(そうすることによって、容器が霜で割れることは無いでしょう)
が常緑樹の間に埋め込まれるかもしれない.
VIII. じょうずに植樹されたエントランス(入り口).
ボストン・アイヴィー(蔦/ツタ)共にある、ありふれた木や茂み.
門柱の上に、そして、前面には_ベルベリス・サンベルギー(目木/メギ).
IX.常置の形式ばらない植え込みによって覆われた、岩の多い土手.
X. 浅い芝池.ウォーターリリイ(睡蓮)を含み、スイートフラッグ(菖蒲)やアイリスで彩りをし、
背後に亜熱帯的な植え込みを配している;パロットフェザー(大房藻/オオフサモ)(_ミリオフィラムプロセルピナコイド_)
で覆われた噴水.
XI. サマーハウス(日陰をつくるあずまや)のある裏庭、そして向こうには庭へと通じている.
XII. 大きな花園の植えられた、裏庭.
XIII.夏の野外劇場.
英国、C.W.ダウズウェルの庭、ミス・パーソンズによる絵画より.
XIV.古い柵の上に這わされた、バージニア・クリーパー(アメリカヅタ)の覆い、ウォール・フラワー(ニオイアラセイトウ)と
前面にホリーホック(立葵/タチアオイ)を添えている。
XV.スカパーノング・グレープ(ワインなどに使用される葡萄の一種)、南部の蔓をはわせた園亭。
この図版は、ロナノーク島の有名なスカパーノングである。
(起源は知られていないが、100年前、それはかなりの規模であった。)
XVI. チャイナ・アスター(支那菊/シナギク)の花壇。境界の際をダスティ・ミラー(白妙菊/シロタエギク)の一種で
扱っている(_ケンタウレア(矢車菊/ヤグルマギク)_)。
XVII. ペオニー(牡丹/ボタン)。最も定着しやすい花壇の花の一つ。
XVIII.コーンフラワー<流名>あるいは、バッチュラーズ・ボタン<流名>。
_ケンタウレア・キアヌス<学名>(矢車菊/ヤグルマギク)_。
XIX. ピラカンサ(常盤山櫨子/トキワサンザシ)の実。
中部、そして、より温和な地方にとっての、最も良い観葉種子植物の一つ。
XX. シンプルな、しかし効果的な、ウィンドウ-ボックス(窓台に置く植木箱)。ゼラニウム、ペチュニア(衝羽根朝顔/ツクバネアサガオ)、バーベナ(美女桜/ビジョザクラ)、ヘリオトロープ(木立ち瑠璃草/キダチルリソウ)、そして蔓植物類。
XXI. 果物の王様。太平洋に面した国の郊外で育つ。
XXII.ペア(西洋梨/セイヨウナシ)の木の壁仕立て。
XXIII. チェリー・カラント(房酸塊/フサスグリ)
XXIV. ゴールデンバンタム・スイートコーン(玉蜀黍/トウモロコシ、のゴールデンバンタム種)
XXV. 庭で作られた、秋育ち(普段は春に育つ種)のラディッシュ(廿日大根/ハツカダイコン)。
ガーデニングの手引き MANUAL OF GARDENING 日本語訳1
MANUAL OF GARDENING
ガーデニングの手引き
家庭の庭の作り方と花や果実の育て方、そして家庭菜園のための実用ガイド
第二版
BY L. H. BAILEY
L・H・ベイリー
1910
[Illustration: I. The open center.]
EXPLANATION
解説
私にとって、二つの本、『庭造り』*1と『庭の実用書』*2
をかねがね再構成したいと願っていました。;しかし、これらの本の現在の形を支持して
くれる人が居るかぎりは、そのままに残して置き、要求が持続するかぎり、
長くその出版を継続したほうが良いとも思っていました。
この新しい仕事、私が今申し上げた、本書『ガーデニングの手引き』*3 。
それは、新素材と10年の間に培われた経験の成果の両方を新たに加味した、
それら二つの本の、主要な部分の組み合わせと修正にあたります。
この種の本は、非常に限定された地域での適用のためにデザインされること無しに、
全体的な形を、ある者の実地として描かれることは出来ない。
このような本における最も良い提案の多くは、通信してくる者や質問者、
そして、庭について話すことを楽しむ人達から、もたらされるに違いありません。
;そして私の置かれた状況とは、そのようなものでした。
その結果、惜しげもなくそれらの交流が、
私にもたらされてきました。
しかしながら、私は常にこのような提案の全てを、
読者に提供する前に、経験と私自身で実際にそれらをつくってみることによって、テストすることを試みてきました。
私は、これらの、他の二つの本の準備に協賛してくれた人々に、
そして、その惜しみのない寄与が、この、もう一つの本に使われることに対し、
特別な感謝の意を表しておかなければなりません。
:長い経験を持つ庭師のC.E. Hunnに;商用の草花研究家として育ててくれた、Ernest Walker教授に。
;そして、園芸科目におけるその講義と書き物で良く知られた、L.R. Taft教授と F.A. Waugh教授に、
感謝の気持ちをここの表します。
この本を作るにあたって、私は絶えず頭に、
庭のプロフェッショナル(専門家)に向けてよりもむしろ、家庭の庭の作り手である彼や彼女らへと考慮しました。
多くの人々に、その土地へと愛着を持ってもらうことが、われわれにとっては最も重要なことなのです。
;私は、ガーデニングに対する興味が、単により多くの困難な満足を求めるという欲望や、
平均的な男女の身の丈を越えてありたという欲望など、
自然に多くの欲望の場所を持つということを理解しています。
願わくば、合衆国の全ての地域で、アマチュアや商用のガーデニングが見られるようになることを、
私は望んでいます。そして、私は、この本の中に、そのような一般性を
表明するよう試みてきました。;しかし、 私の経験は、
もとから在る私の協賛者達と同様、未だ北東部の州についてのものです。
そして、この本は、それゆえ必然的に、基底の場所としてのこの地域に準拠して書かれています。
一冊のガーデニングの本は、すべての合衆国の地域、あるいはカナダにおいて、実施の応用に足るよう作られることが
できません。そんなことをすれば、その指導は、実質的に無用である程に、一般的であるというだけです。
;その規範と見るポイントは、より広い応用を持つかもしれません。
私は、自分がただ最も手堅いと思え、そして最も試練を得たと考えられるアドバイスを
提供しようと試みている中で、あるいは、間違いや欠点を逃れることできなかったかもしれません。
もし読者が、それらの、間違いや、発見した落ち度を私に助言してくれるのならば、
私はそれに感謝します。私は、このような情報を、次の編をつくる時の参考にしたいと
希望しています。
もちろん、著者は、読者がこうむるかもしれない不足に対して、
自身で応答できるようにすることができません。
この種の本における、その言い分は、助言は自然の中に見いだすものであり
、特殊なコンディション(状態)において、応用するかもしれないし、しないかもしれない、
そして、成功や失敗の大部分は、操作する者の判断と注意深さの結果だ、というものです。
私は、ガーデニングの本の読者の誰もが、
決して、本を読み、それに文字通り従って、
自身をガーデナーとして作り上げていく、という考えを持たないことを望みます。
読者は、自身のリスクをいつも当然のこととして引き受けなければならないし、
それが、彼の個人的な進歩の最初の一歩になるでしょう。
また、私は、この本の植物の名称が、他の要請が無いかぎり、
『アメリカ園芸学百科事典』*4のそれである
ということを説明すべきです。例外は、 "流通名称"、または、養樹園主による名称、そして、
種子商が蓄えを販売する時に使う名称です。
更に、私は、合字を省略し、シャクヤク/peony、シモツケ/spirea、ドラセナ/dracena、コベア/cobea、
のような単語を使うことについての理由を説明するべきです。
もちろん、技術的なラテン語の公文のように、_Paeonia officinalii<シャクヤク><オランダの>
_ _Spiraea Thunbergi<シモツケ属><スェーデンの>、_ _Dracaena fragrans<ドラセナ属><芳香のある>、
_ _Coboea scandens<コベア属><よじ登る>、のような合成による名称は、
保持しなければなりません
;しかし、ここでは、民間で話されている英国風の言葉のように、一般的な学識の習慣の方に従います。
そこでは、aeやoe*5などの文字の組み合わせは消えています。
この簡略化は、"アメリカ園芸学百科事典』の中で始められました。
それは、その他の書物の中でも、現在、継続されています(訳*1)。
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